日本独特、といえる車検制度。
イタリアのスパルコは、モータースポーツ業界の安全性を高めるために努力を尽くしてきた名ブランド。
耐火スーツを先駆けてFIAに提供したことでも有名。なのにスパルコシートは車検ではNG。
日本の車検でNGだからといって、即、安全性が低い、ということではありません。
車検制度のルールにのっとって、安全性を “証明していない” だけなのです。
ただ、その証明をどのようにすれば良いのか、当社は悩み続けていました。
この素晴らしい製品を、一般道でも使えるようにしたい。
営業マンとしてだけでなく、一人のユーザーとしても。多くの会社が同じことを考えてきました。
そして、その願いに応えられる人たちが、カワイ製作所さまに到着!
TIC越川代表
http://www.tic-group.jp/index.html
ファインスピリットならびにフィールドソース水野代表
https://ja-jp.facebook.com/takayuki.mizuno.10
そしてお馴染み、プレミアムジャパンのスーパー営業マン宮元氏、カワイ製作所、当社。
今回、持ちこんでいただいたのは、
FT86のシートレール左右、ND5RCロードスターの左右、それぞれすでに破壊検査後のもの。
ビックリしたのはステッカー。
TICのロゴ、そして、カワイ製作所の名前も、しっかり明記されています。
なにより、シリアルナンバーまで入っている!つまり、もう発売準備が整っているんです!
TICさまのフェイスブックにも、その証拠がはっきり掲載。
ゾクゾクしてきました。
絶対に無理だと思っていたことが、目の前で現実化されています。
営業マンとしてだけでなく、いちユーザーとしても、どうしてスパルコほどのブランドのシートを堂々と装着できないのか、ずっと悩んできたのです。
その答えを、あっさりと導きだされたことに驚愕(モチロン大変だったと思います)。
スパルコを車検対応化させたい、と考えた人は恐らく沢山居るでしょう。
けれど、いざ挑戦してみれば、そのハードルが高さに打ちひしがれます。
しかも、一つの車種じゃなく、色んな車種展開できるというのが凄い。
まずは、テスト済みの車種については、車検対応としていつでも販売可能になりました。
具体的には来年早々にスタートする方向。
追加車種として、ZC33スイフト、ハイエース、S660、JB64ジムニーが予定されています。
と、綴ってしまうと簡単なことに思えますが、シートとレールの車検は、年々ハードルが上がっています。
そう言ってしまうと、越川代表、水野代表に必ずたしなめられます(笑)。
「厳しくなっているんじゃないんです。以前からルールは同じ。ただそのルールを曖昧にせず、厳格に扱うようになってきたんです」
さて、本番はココから。
ここに至るまでの経緯、裏事情、8割以上書きにくいことばかり(苦笑)。
まだ、頭の中がパニックなので、もう少し整理して、No.2で続きをご説明させていただきます。
本日の集合時間は15時だったのですが、朝から興奮し過ぎて、仕事をする気になれません。
なので、東京からわざわざ日帰りでやってきてくださる皆様へのお礼の手土産を買いに行きました。
「シカ以外には名物が無い」と思われがちな奈良県ですが、個人的には色々あります。
奈良市の「空気ケーキ。」の絶品ロールは暑いからだめ。「柿の葉寿司」は好き嫌いがある。江戸時代から続く「中川政七商店」のふきんは、女性向け。ということで、日持ちがするバームクーヘンを買いに行きました。
こちらの形が好きなのですが、抹茶味はオーソドックスな円形。
悩んだのですが、なんとなく奈良県って京都に近いし、抹茶味にしました。
気分は、まるでカワイイ女の子とデート直前って感じ(笑)
それくらい今回、ワクワクしていたんです。
さて、この手土産が、最後の最後にプチトラブルを起こすのですが、そちらについてもNo.2にてご報告。